日本国際教育大学連合(JUCTe)について
日本国際教育大学連合は、政治・経済・産業・文化活動全般にわたり益々、日本との共生を図ろうとしている東南アジア諸国との国際高等教育における協力関係強化に貢献するという目的で、2006年に設立されました。
その活動の基幹プログラムであるマレーシア高等教育円借款事業(Higher Education Loan Program / HELP)は、1993年に現地教育をスタートさせて、第3フェーズ合計22年間で1,000人を超えるマレーシアからの留学生を受入れることが出来ました。彼らのほとんどはマレーシアや日本の政府機関や民間企業で次世代を担う人材として活躍しております。2011年に円借款としてのプログラムは終了しましたが、このプログラムは、マレーシア政府独自の予算プログラムであるマレーシア日本高等教育プログラム(Malaysia Japan Higher Education Program/ MJHEP)として引き継がれ、2021年4月には、このプログラムの最終バッチ学生が日本の大学に編入学いたしました。このMJHEPプログラムでは、約1,500名の留学生をマレーシアから受け入れることが出来ました。さらに、マレーシア政府の強い要望もあり、MJHEPの後継プログラムとして新たなプログラム(Universiti Kuala Lumpur – Japan Collaboration Programme / UniKL-JUP)が2020年7月より開始され、今後も多くの留学生をマレーシアから受け入れる予定になっております。
本法人は、幹事大学(芝浦工業大学・拓殖大学)の委託を受け、引き続き本プログラムの事務局として留学生の支援や受入大学のサポートを実施しております。
今後は本プログラムで培った経験や実績をベースにマレーシア以外の国や地域でより多くの大学や企業と連携し、真のグローバル人材の育成に努め、ひいては国際社会の発展に貢献してまいりますので、一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。